OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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KAZUYA TAKEZAWA

竹澤 和哉

25歳
会社員
東京都出身
ゲイ

#017 2019年4月撮影

カミングアウトするまでは嘘をつくのが辛かった。
好みがどうだとか、芸能人だと誰だとか。
それのために女性芸能人の名前を知ってなきゃいけなかったりだとか。

嘘をつくのに限界を感じ、その当時1番仲良かった友達にカミングアウトをした。
さぞ引かれるかと思ったけど違かった。
「あ、そうなんだ!もっと早く言ってくれれば良かったのに」と。

そこから徐々に周りにもカミングアウト出来るようになり、そこからが楽しかった。
芸能人の話、好きな人ができた話、(当時の)仕事先にお客様として来てくれた人がタイプだのなんだの(笑)

思った以上に周りが自分の話に興味を持ってくれるようになった。カミングアウトされた側からすると新鮮だったんだと思う。

でもこれはあくまで自分の場合は良かったよっていう話。
言いやすい環境にいたのが幸いしたのかもしれない。
まだまだ言いづらい環境下に立たされてる人はきっと少なくはないはず。

これからもっとLGBTに対する関心が高まって、カミングアウトなんて言葉を用いら無くてもいい、それこそ星座だとか血液型だとか趣味だとかのプロフィールの延長くらいの感覚で言える位の世の中になって行って欲しいなと思う。