YOSHIKAZU UEHARA
上原 喜一
26歳 |
会社員 |
長野県出身 |
ゲイ |
#017 2019年4月撮影
カミングアウトするのは勇気がいることだと思います。
なぜなら明かした相手が皆それを受け入れられる訳ではないからです。
「そんなこと誰でも分かっているよ」と思われるかもしれませんが、僕の思いを書きます。
僕は今、両親や小・中・高の一部の仲の良い友人にはカミングアウトしています。
両親に話すに当たって、罪悪感めいた、本当に申し訳ないという気持ちがありました。
「育ての親」ということもあり、社会に出るまでの約20年間、たくさん衝突もしましたし、ガッカリさせる事もしました。
しかしそれら全てを受け入れて貰えたからこそ今の自分がある、という深い『感謝』の気持ちがあります。
正直カミングアウトすることがベストなのかは僕には分かりません。
自分を追い詰めているだけかもしれないですし、もしくは周りから羨ましがられているかもしれません。
僕は常々思い悩むことが少なくないです。そのような時、友人からは「自分の人生だから、好きなように生きなよ」と言われます。
どんな事があっても、ひとつの一度きりの人生。
皆さんにもぜひ今を大切にし、自分に真っ直ぐ向き合って、人生を謳歌して欲しいです。