OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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YUKI YAMADA

山田 祐希

33歳
会社員
神奈川県出身
ゲイ

#017 2019年4月撮影

同性愛者であることに悩み、精神安定剤を飲んでいた時期もあった。
だけど、今ではそんな自分自身を受け入れ、より自分らしく生きることができている。
親へのカミングアウトは、僕の心配をよそにあっさりと終え、その場で母から「同性婚が認められたら結婚も考えなよ」とまで言ってもらえた。

僕の職場には幸いLGBTの方が多く、同僚に対するカミングアウトはこれまでためらう事なく行うことができた。
しかし、家族となるとそれは別で、九州出身の親へのカミングアウトは恐怖心でいっぱいだった。
カミングアウトをするために、親の心理や心理的な負担を軽減させるための方法を学びながら、親へのカミングアウトの準備をしていた。
当日は勢いに任せて話をしたものの、話をしている最中から、やっと向き合えたんだという開放感でいっぱいになった。

とはいえ、カミングアウトをすることが全てではないと思うし、それは各自の環境に合わせて良いと思う。
ただ、本当の自分を言えずに苦しんでいた当時の僕と今では、心の状態が大きく変わったのも事実。
人生一度きりで、自分だけじゃなく周囲の人たちもいつどうなるか正直わからない。
時には自分の直感に従って「この人には言いたい」という人が現れているなら、それは伝えても良いと思う。
起きることは全て必然だと考えているし、その結果がどうあれ、それもまた自分自身に必要なことだと考えている。
誰かの人生を生きるよりも、自分の判断で選択した人生を生きていきたい。