OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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HINA SUZUKI

鈴木 日菜 (右)

23歳
教師
愛知県出身
バイセクシュアル

#017 2019年4月撮影

人生をより良く生きるために、勉強ができなければならない、仕事を真面目にできなければならない、はやく結婚しなければならない、などと言う人がいます。

わたしには、どれも違うように思います。

音楽が大好きで、中高と吹奏楽に没頭しました。勉強はそのぶん蔑ろになり成績も落ちましたが、わたしは幸せでした。

わたしの仕事は多忙を極めるものですが、時には子どもと全力で遊びます。真面目すぎるとかえって想像力が失われて、良い仕事はできないなと感じます。

遠距離で付き合っていた彼氏と別れ、いまのパートナーであるゆみえと付き合い始めたとき、わたしは大好きな人が近くにいてくれることでとても幸せになりました。

世間が言う「勉強ができる・真面目に働く・結婚する=幸せ」が、全ての人に当てはまるとは思いません。なぜならわたし自身が、いまの人生をとても幸せだと感じているからです。

大事なことは、自分で自分の人生を選び取っていくことだと思います。誰がなんと言おうと、自分自身が「幸せ!」と感じるなら、それが正解だと思います。

どうか、多くの人が自分なりの幸せを掴み取って行けますように。

 

YUMIE OGASAWARA

小笠原 有美映 (左)

23歳
学校関係
愛知県出身
バイセクシュアル

#017 2019年4月撮影

世の中には沢山の、そして様々な人がいる。
私もそのうちの一人。もちろん、あなたも。
自分自身の中身を隠しているわけでもないし、
嘘をついているわけでもない。
ただそこに居て、“適応“している。
だから、悪いことはしていない。
あえていう必要もないから
普段はわざわざ言わないけれど、
この場を借りて、
あえて、わざわざ、紹介させてほしい。
「どうも、こちら私の恋人です」と。

何にも臆することなく、
何にも怯えることなく、
堂々と生きよう。
自分らしく。

彼女が“女性“だから、好きになったのではない、
それは過去のパートナーも同様で、
“男性“だから好きになったのではない。
そんな分類、「好きと思う気持ち」には関係ない。
「好きだ」と思うところがあって好きになった。

誤解を全く恐れずに言うならば、
私はストレートだ。
レズビアンでもなく、バイセクシュアルでもない。
(と言いつつも、このページでは、
バイセクシュアルという表記を選んだ。矛盾だ。)
性別で恋人を好きになったのではない。
好きになった理由なんてわからなくていい。
自分を分かりやすく分類するのも、もうやめた。
気にしている人には悪いけど、私は気にしない。
私は私で、好きなんたから、それでいいじゃん!

私の気持ちも、
好きなように聞いてほしい。
「彼女が大好きで、
今の私がいっちばんしあわせ!!」

Borderless、No filter。
あなたもきっと、しあわせでありますように。