OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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NAOYA OGAWA

小川 直哉

36歳
セラピスト
東京都出身
ゲイ

#017 2019年4月撮影

私は17歳でゲイを、自覚するようになりましたが、本当の意味で受け止めてゲイとして生きていこうとなれたのは26歳を、迎えてました。
最初はカミングアウトせず、隠して仕事もしていたけれどそれに耐えられず、家族や一番仲の良い地元の幼馴染にも隠している、イコール嘘を付いているということに罪悪感を、感じて過ごす毎日に、押しつぶされそうになり。
時に向き合うことから逃げてしまうということを繰り返していました。
大きな転機は25歳の時に仕事を、一回全て辞めてイタリアに半年留学したことでした。
はっきりと思ったことを言える人間になりたいと思いまた、日本よりセクシャリティに対してオープンな環境を、見てみたいと。。。
何かが大きく変わったわけじゃないけど、帰国して、家族はじめ、周りの人間に順番にカミングアウトしていきました。
それは、今まで関わってきた人達との関係を、再確認するという作業でしたが、話していくと、本当にまわりは自分が、思っているほど深刻に受け止める事はなく、それはいい意味として自分を、救ってくれました。
皆んな多かったのが
「なんだもっと、早く言ってくれればいいのに」でした。
勝手に自分が重く考え過ぎてた事がわかりました。
今では仕事でも、カミングアウトしゲイの友達関係なくそのままの自分を、表現して生きていることが、自分の、強さにも、つながっています。

これからカミングアウトする人にも、嫌われること、拒絶されることを恐れずに自分を、表現してください。