OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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DAI MIYATA

宮田 大 (右)

51歳
会社員
熊本県出身
ゲイ

#017 2019年4月撮影

一緒になって16年目

以前はGAYであることを隠していた。純と付き合っていく中で、純のオープンな性格もありGAYであることを少しずつオープン。周りの反応は至って普通。GAYであることが普通であるかのようで周りの友達の中に自然と溶け込んでいる。嬉しかった。

友達にはちゃんとカミングアウトしてきていたが、会社にはしばらく打ち明けられずにいた。でもLGBTに対する理解を進めている動きがあり、2018年フランスで行われたPARIS GAY GAMESに出場するため会社にカミングアウト、意外に会社全体でGAY GAMES出場を応援してくれた。金を1個、銀を2個獲得したとき会社全体から祝福してくれた。職場で私自身のセクシャルマイノリティに対して何も違和なく受け入れてくれたことで、以前よりはリラックスして仕事が出来るようになった。パートナーに対する福利厚生も考えてくれる動きがあるし、自分のセクシャルマイノリティはオープンにしてもいいんだと、声を大にして言いたい。

JUN MIYATA

宮田 純 (左)

40歳
フリーター
宮城県出身
ゲイ

#017 2019年4月撮影

カミングアントって聞くと、何だか物凄く重いイメージがあるけど、自分の場合はそうじゃなかった。

親に言った流れとしては、今の相方と知り合って付き合って、養子縁組した。養子縁組するから、ついでに言ったみたいな感じ(笑)

まあ、快く大賛成とは言われず(直接会って話してはおらずメールだった)
『お母さんもお父さんも養子縁組は反対です』とだけ連絡があり、
『わかりました。なら勝手に養子縁組します』みたいな流れになった(苦笑)

もう16年も前の話で、今思うのは、そうやって勝手に養子縁組したことが、良かったのかどうかはわからない。
でも自分も相方もお互いに大人だから、良いかなと(笑)

その後に手紙とかメールでは、『今も彼と住んでるんですか?』と『はい。そうです』と短いやり取りだけ。
でも、それで良いと思ってる。

ちなみに自分は家族以外にも、友人や会社とかでもオープンにしてる。
別にわざわざ大々的に発表をしてる訳ではないが、聞かれれば、普通に答えてる。