中学生の頃、いじめを受けた。自分がゲイだから。
親や学校の先生・友達には迷惑かけたくなくて、強がった。
自分を理解して受け入れてくれた友達はかばってくれた。
その優しさが辛かった。痛かった。
ごめんなさいの気持ちでいっぱいだった。
負けてはいけないと思った。
負けたくなかった。
自分を否定したくなかったから。

あの頃はインターネットもあまり普及していなくて、情報も少なかった。LGBTQなんて言葉も知らなかった。
ゲイ=オカマ そんな時代だった。

BOYS LOVE的なマンガや小説はあったけど、みんな美形の描写だったから、自分は変なんじゃないか？おかしいんじゃないか？そう思った。
そんな風に感じて、自分は存在してはいけないのではないか？そう思ったときもあった。

その頃の自分はコンプレックスの塊。
容姿も性格もすべてが嫌いだった。

この世界を知るまでは。。。

こんな自分でも受け入れてくれる人がこんなにもいるのかと。
同じ悩みを抱えながらも、みんな楽しそうにしていて笑顔だった。
人を好きになることに、性別も国境も関係ないことを知った。
自分の存在を自分で認めてあげられた時。

こうしている今も悩んでいる人はたくさんいると思う。
あの頃の自分のように。
自分だけ？とは思わず、殻にこもることなく、前に進んで行って欲しい。
一寸先は闇と言うけど、一寸でも先に進んでいるなら、それは未来。
世界は広くて、未来は明るい。

あの頃の自分にもしもどこかで出会えたら、
未来は不安じゃないと伝えたい。

Days of delight! Shining so bright! Future is bright!