OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Koichi Ogihara

荻原 功一

35歳
カメラマン/モデル
埼玉県出身
ゲイ

#001 2015年3月撮影

『やっと誰かに言えた!』これが、私のカミングアウトの感想でした。自分がゲイだとはっきり認識してから11年間、苦しく閉ざされた毎日が重くのしかかり、心の底から楽しいと思えた事がありませんでした。22歳の時に、告白してくれた女の子にゲイであることを告白しました。その時に、ありのままを受け入れてくれたことで今の自分に繋がっているのだと思います。

『誰かに言えた!』この感覚が、とても大きな第一歩であり、伝える相手はもしかしたら、友人や家族でなくても良いのかもしれません。カミングアウトは、結婚の申し込みや癌の宣告と同じくらい、人に衝撃を与えるコトだと思います。なので、カミングアウトを考えている人は、伝えたい相手に伝える前に、セクシュアル・マイノリティ当事者やアライのかたたちに、カミングアウトの練習や相談をまずはしてみては?と思っています。なので、その機会や方法が日本全国にあればいいな、広がればいいな、と願っております。