OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Yusei Nakatani

中谷 友星

32歳
フィットネスインストラクター
東京都出身
FtM

#001 2015年3月撮影

母親にカミングアウトしたのは、2011年3月10日、僕が28歳の時です。母親宛に1通のメールを送りました。その時に、カウンセリング・ホルモン注射は開始していたため(2010年8月〜)、声が変わり、体型が変わっていたことに、母は気づいていたようです。その後、父緒にカミングアウトしました。それから、母と何度言い合いをしたか。お互いの思いを本音で本気で話していました。両親の想いがあり、両親にも夢があり、希望があり、それを僕が一気に破壊した。

カミングアウトして、「あぁ、そうなの」とすんなり受け入れてくれる親の方が少ないと思います。周りの人の方が受け入れてくれるのかもしれません。なぜなら、他人のことだから。同業の方から「同業者としては応援する、でも母親としては応援できない」と言われたことがあります。娘がいる方で、本音を伝えて下さったこと、そして母の味方がいたことが嬉しかったのを覚えています。

人前に立つ仕事をしている僕にとってのカミングアウトは、ありのまま生きて行く1つの手段であり、一つの節目です。今まで生きてきた僕と、中身は変わらない。沢山の方に出会い、大切な時間、楽しい時間を過ごしてきました。過去を消したいとは全く思いません。出会った方々に感謝をしています。過ごした時間があったから、今の僕がいる。

これからカミングアウトを考えている方もいらっしゃると思います。周りは、何も知りません。急に言われても心の準備も出来ていない。焦らず、ゆっくり相手の気持ちを考えて、本当のことを1つずつ話していくことが大切かなと思います。ありのままの自分で、自分の人生をおもいっきり楽しみましょう!
僕も前を見て、全力で楽しんでいきます。