OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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MIDORI SUZUKI

鈴木 みどり

56歳
フリーランスエージェント
東京都出身
レズビアン

#017 2019年4月撮影

最近のLGBTのムーブメントは目を見張るものかあります。盛り上かったプライドパレート、メティアへの露出、LGBTをテーマにしたドラマなど。2019年にこんな時代が来るとは思いませんでした。まだまだLGBTに理解を示さない人、拒絶する人達に苦痛を感じている当事者も多いのが現実だと思います。当事者は両親や友人にカムアウトする事も出来ず、自分を責めているのが大多数でしょう。カムアウト出来ない当事者にとって、いつか勇気を持って、自然な形てカムアウト出来る日か来る事を心から願っています。私が母にカムアウト出来たのは、40歳の頃でした。それまで同居していた女性を紹介していたのに、私の母は全く気が付いていませんでした。私は事実を知った上で受け入れてくれたものと思い、母と私の間に少なからずギャップを感じました。外国人の友人には全てカムアウトしています。友人が多い北欧では、カムアウトしたって誰も驚かないよ。大した事じゃないし、という言葉を聞き安心したと共に拍子抜けしました。国内の日本人の友人には、聞かれれば認める事もある、というスタンスてす。やはり日本ではLGBTは性的嗜好の一つとは理解してくれても、その後の友人関係か微妙になるリスクかあるからです。単に私に勇気が無いだけかもしれませんが、やはり残念な事です。
今回、OUT IN JAPANの撮影に参加したのは、外国人の友人の勧めでした。普段は何もLGBT社会に貢献していない私ですが、この撮影に臨むことで、あなたが気づいていないたけで、私達LGBTは存在しています!というメッセーシを発信したいと思いました。世間では見えていないたけなのです。或いは見ないようにしているのか。しかし近い将来にLGBTが特別な事ではないという理解が広まる日か来るでしょう。LGBTへの理解はスピード感があり、意外と早くやって来る事を祈っています。