OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Mina Nagatake

永竹 未奈 (左)

35歳
ソーシャルワーカー
東京都出身
レズビアン

#001 2015年3月撮影

私にとっての初めてのカミングアウトは本当に予期せぬ形で、不本意に、望まない状況で起こってしまいました。母や兄から病気扱いされ、とてもひどいことを言われて傷ついたことは、15年以上過ぎても忘れることはありません。その傷は、皮肉なことにその後の私の生きる原動力になりました。「私と同じようにセクシュアリティが原因で傷つく人が、もうこれ以上増えて欲しくない。」その想いだけで、大学で勉強し、ボランティア活動し、海外に行き、また勉強し、社会福祉士になりました。もちろん、私の傷を原動力に変えることができたのは、私を支えてくれた多くの人たちのおかげです。私を「あなたはあなたのままでいいのよ」と受け止めてくれた人たちがいたからこそ、今の私がいます。
私は今、最愛のパートナーと一緒に暮らしています。心から、この人と出逢ってよかったと、幸せだと思っています。

今度は、私があなたに伝える側。
「あなたは、あなたのままでいいのよ」

Alumi Senoo

妹尾 亜留美 (右)

41歳
自営業
愛知県出身
レズビアン

#001 2015年3月撮影

自分がだれなのか
なんの為に生まれてきたのか
いろいろなことに違和感を感じながら過ごした10代
よくわからないエネルギーがカラダの中から湧きでてきて
どのように放出したらいいのかがわからなかった
自分の性についてふと気がついた20代
腑に落ちない「何か」がわかったような気がして嬉しかった
自分で自分を受け入れるのに時間はかからなかった
「レズビアンかもしれない」
「なに、私のことが好きなの?」
「いや、そうじゃなくて」
「まぁ自分が何者であれ、誰を好きになろうと関係ないわよ。
自分らしく正直に生きればそれでいい」
そんなあっさりとすべてを受け入れてくれた彼女は
喜怒哀楽を共にした長年の友であり、人生の先輩であり、家族である
自分らしく正直にいきる人生を歩むことで、自分を大切に思ってくれる人たちが
たくさんいてくれたことに改めて気がついた
そして今もわたしの人生を彩ってくれている
言葉にならない感謝の気持ち

必ずあなたの周りにあなたのことを大切に思う人がいる
だからだれもひとりなんかじゃない
人と違っていい
人と違うことはとても美しいことだから