OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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SHOTA KAWAHARA

河原 祥太

23歳
グラフィックデザイナー
東京都出身
ゲイ

#017 2019年4月撮影

僕は小学生の時からずっと女の子よりも男の子に興味を持っていた。SNSが発達して同じゲイの仲間やレズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーの方々と出会えたりイベントを通して交流する機会が多くなった世の中。僕にとってもゲイの友達が多くなり性格や自分自身も変わり人生が明るくなった。僕は思った。「まずは両親にカミングアウトしよう。」っと。しかし、カミングアウトはまだ出来ていない。僕は両親と一緒に暮らしている。テレビでLGBTや新宿二丁目特集があるとすぐ録画予約するほど見るのが大好きな僕。両親がその場にいたら一緒になって見るぐらい仲良い関係である。両親には気付かれているのか?と思いつつ、「楽しそうだよね。パレード行ったの?」「今年はアーティスト誰が来たの?」など言われる。照れ隠ししながら僕は「うん。」っと答えてみたり。

僕の今の夢。
直接自分の口から両親にゲイだとカミングアウトすること。
両親と新宿二丁目に行きたい。レインボープライドなど一緒に参加したい。

僕にとってのカミングアウト。
自分らしく、自分を信じて、楽しい『ゲイ』ライフを歩んでいきたい。

今すぐにカミングアウトは難しいのかもしれない。
殻に閉じこもらずに、一歩一歩時間をかけてでもいいから。
自分の人生のために。新たな出会いのために。殻を破り捨てる時の自分を信じて。