YUKARI AKAISHI
赤石 ゆかり
40歳 |
自営業 |
千葉県出身 |
バイセクシュアル |
#017 2019年4月撮影
異性だから 同性だから 私は人を好きになるのではありません。
その人が素敵だから 私は人を好きになるのです。
私は男性も女性も好きになったことがある、カテゴリーに分けるとするならば、
いわゆる「バイセクシャル」。
そしてそんな自分を発見したのは結婚・出産・子育て・離婚後、30代後半になってから
です。
私は10年間の結婚生活で3人の子どもを授かり、幸せな生活を送り、離婚をした後、
次にお付き合いした方が、たまたま女性だったのです。
私はこれまでの人生で女性に恋愛感情を持ったことはありませんでしたが、
「そういえば私ってかっこいい男の人よりも綺麗な女の人が大好きだったな。」
「以前から私の内面は男っぽいと言われることも多かったかも。」など
私の中にある男性的な部分にも気づくきっかけにもなりました。
大人になってから異性だけでなく、同性も好きになれたことは、
バイセクシャルな私になったというよりは「新しい私」に出会えた感覚。
私にとって男性も女性も好きだと周囲に伝えること(カミングアウト)は、
まるで私の中にある新たな宝物を誰かと分かち合うかのような感覚です。
私は中1・小5・年長の3人の子どもたちにも
「ママは男の人も好きだし、女の人も好きなんだよ。学校にもそういうお友達って
沢山いるよね、きっと。」とよく話しています。
私には夢があります。
それは私がいなくなった後、子どもたちに戦争や争いのない 愛と平和な世界を遺すこと。
そのために私はこのセクシャリティをはじめ、世の中にはいろんな人がいて、
多様性の中で認めあい共生していける世界を今から、ここから、私から、創っていきます。
さて私は次にどんな人に出会えるのか。好きになるのはどんな人なのか。
私自身がとっても楽しみです。
同性を好きになることも、異性を好きになることも、またちがった楽しさがありますしね♡