OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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AYAKA IURA

井浦 綾香 (左)

26歳
販売員
新潟県出身
バイセクシュアル

#009 2016年4月撮影

私は隠すことが苦手でなんでも伝えてしまう性格です。

友人にカミングアウトした時はみんなが受け止めてくれました。

嬉しかったです。

家族へのカミングアウトはテレビ出演によって伝えると事となってしまい…。

まだ理解までの道のりは長いです。

地方の家族へのカミングアウトはとてもハードルが高くて苦しいです。

だからみんな隠れて生きています。誰かが前に出て”大丈夫だよ”と背中を押していかなくてはなりません。

そのお手伝いが出来たらと思っています。

それが私がすべてにカミングア ウトする時です。地方に住む当事者が生きやすい環境を作っていくことが私の目標です。

地方にもたくさん仲間がいます。

どうか苦しまないでください。前には仲間がいます。楽しく生きていきましょう。

MASAYO NEBU

根布 雅代 (右)

29歳
販売員
新潟県出身
レズビアン

#009 2016年4月撮影

自分の中で好きになるのは、女性でも男性でもどちらでもなくても関係ないような気がしてきた。それは、高校生の頃からかもしれない。

彼女に出会って、形はどうあれ、なんとなく長い付き合いになるような気がした。

同性は恋愛対象でアリ?

私たちは友達以上になれる?

世間体気になっちゃう?

私たちのような人たちの将来設計ってどうなのかな?

地方には同性カップルはほとんどいないんじゃないの?

探り探りの友人関係と、先の不安を感じながらも、彼女がきっかけを作ってくれてパートナーとなった。

その後、姉や友人には彼女のSNSから知られる事となり、カミングアウト。ネット社会の現代らしい。良くも悪くも、言える機会をもらえた。

石橋を叩いて渡る(時に渡らない)私にとって、多くのきっかけをくれるのは彼女だ。

そんな彼女は、多くの友人や職場、家族にもパートナーは私、とカミングアウトしている。本当に素直でウソがつけない彼女を、尊敬している。

OUT IN JAPANの参加を決めたのも、彼女の後押しがあったからだ。

私たちは新潟で団体として、LGBTの理解を広める為の活動を行なっているが、中には周りにカミングアウトせずに活動しているメンバーもいる。カミングアウトしてもしなくても、生きやすい新潟、日本になればもっと文化が豊かになる。

当たり前に、好きなヒトと暮らす、好きな姿で、好きな性で。

私もまた、より親しい人達に、彼女をパートナーだと話すタイミングが来る。気負わずに話せたら最高だ。