自分が一番初めにカミングアウトをした人は、自分の家族でした。

最初、自分が他の人と違うことを家族に伝えるのは、とても、ためらいがありました。

それは、自分が障害者になってしまったから。

障害者になって、自分はもちろん、家族も悲しみました。

自分は障害者になる以前に、『あっ、自分は人と違うんだ』とすでに感じていました。

でも、私のお父さんが『あなたの人生だから』と言ってくれた時に、自分は、ありのままの

自分を受け入れて欲しくて、その日を境に、家族にカミングアウトをしました。

障害を持っているけど、こんな自分を優しく見守ってくれた家族に生まれて来て本当に幸せです。

それからは、自分は、たくさんの人と出逢って、たくさんの経験をして、毎日を過ごしています。

はじめは小さな一歩でしたが、今は、支えてくれた家族、こんな自分を見守ってくれている仲間が

いて、大きな一歩に変わっていきました。

これからも、一日一日を大事にして、一歩ずつ、自分の道を歩み続けていきたいと思います。