OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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ENA HAMADA

濵田 恵奈 (左)

21歳
飲食業
神奈川県出身
レズビアン

#009 2016年4月撮影

私は最近まで同性愛者である事を家族に言えずにいました、1番大切で1番身近な家族、大切だからこそ否定されるのがとても怖くて言えませんでした。その為、家族と自然体で接する事が出来ず、知らず知らずの内に家族と不自然な距離をとってしまっていました。

このままずっと嘘をつき続ける事は出来ない、したくない、そう思い意を決してカミングアウトをした時、母は「どんな形であろうと娘が幸せならそれでいいの、ママはいつだってあなたの味方です」

と言ってくれました、母の愛情が詰まった

その言葉に涙が止まりませんでした。

それからは家族とも会話が増え、自然体で接する事が出来るようになりました。

今では本来の自分を知ってもらいたいという想いから周囲に積極的にカミングアウトをするようになりました、こうしてカミングアウト出来る環境も含め、今まで出会った方々にとても恵まれているのだなと日々感謝しています。

もちろんカミングアウトする事が必ずしも正解かと聞かれると正直今でもわかりません、ですが、カミングアウトする事によって少しでも貴方が貴方らしく生きれるのであれば、それはとても意味のある行動だと思います。

私は同性愛者として人生を全力で楽しむ事を選択出来た事をとても誇りに思います。そして今悩んでいる方へ、貴方が貴方らしく幸せに生きれるよう願っています!

ANNE NAKAJIMA

中島 安海 (右)

21歳
大学生
千葉県出身
バイセクシュアル

#009 2016年4月撮影

私の叔母はレズビアンで同性婚をしていて、叔父はMTFです。その為か幼少期からセクシャルマイノリティに対してなんの疑問もなく、むしろそれが普通だと思っていました。

性別、年齢に囚われず人を好きになるという事はとても素敵な事だと思います。大好きな1人の人間だということには変わりはありません。好きになった人と一緒にいたいと思うのは普通の事ですよね。

私自身カミングアウトというのを意識してしたことはありません。もちろん中には理解できない方もいるかもしれない、けれど自分らしく生きることが1番大切だと思います。私は何も後悔なく生きています、むしろ人一倍人生を楽しんでいるつもりです。一度きりの人生、自分らしく自然体に生きるのが1番!