OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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TOMOYA ASANUMA

浅沼 智也

26歳
看護師 / 活動家
岡山県出身
FTM

#009 2016年4月撮影

僕は体の性は女性だった。しかし心の性は男性。心と体の性の不一致に違和感・嫌悪感があった。

僕が初めてカミングアウトをしたのは18歳の頃養護教諭に。といっても自分自身のことを説明するのに苦戦したし、とても勇気や緊張をした。

今まで色んな状況でカミングアウトをしたり、せざるおえなかったりしたが反応は人それぞれ。

驚く人もいれば、不思議がる人、物珍しそうにみる人、拒絶する人、色んな反応があった。

カミングアウトをするかしないかは個人の自由だ。しかし、することで新たな始まりの幕開けにもなる。

僕は性別違和/性同一性障害と自分のことをあまり思ったことはないけれど、治療をするためには必要な言葉。

この言葉で救われたことが幾度となくあった。この疾患だから出会えた仲間たちもいる。

ジェンダーに関係なく、社会の人々が生きやすい世の中になればいいと願う。

TRANS LIVES MATTER。

ありのまま生きよう。