二十歳の頃から二丁目のBAR等で働いてきた僕にはカミングアウトを意識して過ごすことはあまりありませんでした。DJという仕事を始めてからも一般のクラブでDJさせていただく時も、ゲイのDJであることは皆さんが知っていてのことでしたし。笑。ゲイであることに大きな問題を感じたことはなかったんです。

ですが年齢を重ねていくにつれ自分の今後の生活や老後の問題、自分の母のことを考えていくと、もしかしたらノンケとして生まれて結婚していた方が幸せで楽だったのしれないと迷うようになりました。何ヶ月も入院するよな病気になった時もこんな不安がずっと続いていたんですよ。

結局は今の自分に何も解決は生まれていないのですが、このOUT IN JAPANで改めてカミングアウトさせて頂くことによって、自分らしく自分らしさに自信を持って生活出来たらば、いつか自分で納得出来る日が来るかなと楽しみに感じています。