これまで、人さまの人生に関わる仕事をしてきながら、自分の生きざまはお粗末なものでした。

いつまでも子供心のままで、世の中は誰か偉大な人物が何とかしてくれるもの。自分のことは、生まれ変わったら男でも女でもいい、どちらかはっきり分かる性別で生きたいと夢見て、子供時代の苦悩も、その後の迷走混乱の日々のことからも目を背けてきました。

昨年大病をして、死というものを意識してから、与えられたもので、嘘をつかず正直に生きたい、男でも女でも、どちらでもなくても、と思うようになりました。

人の痛みが分かる自分に出来ることはないかな。やろうと思えば出来ることは何かあるよね。

少しの勇気を出して、出来そうなことからやってみよう。