「お前は人間じゃない」
「気持ち悪い」

中学2年の終わり、震災の直後、初めて親の前でカミングアウトした後に言われた言葉でした。
良い反応はしないだろうなと予想はしていましたが、実際言われるとやはりとても腹立たしく、悲しくなりました。
幸い、当時仲の良い同級生には理解をしてもらえていたので、学校では特に問題なく過ごせましたが、その時の家での生活は味方もいなく、とても辛かったです。
その為「カミングアウト」と聞くと、辛い時を思い出してしまいます。
ですが、これをするとしないとでの辛さは違ってくるかもしれません。
カミングアウトしたからといって、人生が楽になるわけではありませんし、中傷・批判も時々ありますが、私は今女性として日常生活をできている事の喜びがとても大きいです。

カミングアウトはあるべき自分に”戻る”為の最大の原動力になるはずです。

あなたも一歩、踏み出してみてください。