SUGURU SATO
佐藤 卓
25歳 |
高校教師 |
千葉県出身 |
ゲイ |
#009 2016年4月撮影
高校の講師をしている私にとって、カミングアウトには特別な意味があります。
というのも、もし学校でLGBTの先生がカミングアウトできるならば、
子ども達にLGBTの存在を身近に気付かせることができるからです。
さらに、クラスの中にいるLGBTの当事者を励ますことができるでしょう。
同僚や保護者など、大人にも性の多様性を理解してもらうきっかけにもなるでしょう。
でも、LGBTの先生がカミングアウトするためには、周囲の大人の理解が必要不可欠です。
多様な性のあり方を理解してくれる先生や保護者の支えがあって初めてカミングアウトできるのです。
そんな私が夢見るのは、「先生がカミングアウトできる学校」。
LGBTの先生が生きやすい学校は、子ども達にとっても生きやすい学校のはず。
先生だってありのままで生きたい!