私は性別を間違えて生まれて来ました。
女性でありますが、体が男性でトランスジェンダーの当事者であります。
日本の法律は体の状態で性別を決められます。
しかし、育っていくうちに性別が違う事に気づきます。間違った性別で人生を歩むと、生きた心地がせず、もがき苦しみ何の為に生まれて来たのだろうか？と誰にも言えずカミングアウトできず苦しんでいる方々が何故カミングアウトしないのか？
それは、偏見差別軽視される日本であります。
カミングアウトしないと自分の廻りにいつまでも居ない存在が続き、今の生きづらい現状を延々と続く事を無くしたい気持ちが有り『OUT IN JAPAN』の撮影をさせて頂きました。
性別違和の経験を基に大阪でLGBTなどの性的少数者の啓発活動を個人的に行い、皆さんの住んでいる地域や近所など、貴方のそばに横に居て皆さんと同じ生活をしている事を発信しています。
身近に居ないから存在を知って頂けない、皆さんと同じように生活している事を知らないから、特殊な存在で変な人って思われ、バカし笑ったりされる現状を、少しでも改善し当たり前に居てる存在になれば、一般の男女と変わらない人だと感じれば、住みやすくなるのでは？ないかと思い、私は啓発活動をしています。

今、勇気を持てない、自分に自信が持てない。恐怖と不安を日々過ごされている当事者がこの写真を見て、私も輝ける自分になりたい自分らしい人生を歩みたいって思えたら嬉しく思います。
殻を破った本当の自分は、清々しい幸せな人生を送れるように応援をしています。