OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
main-image

MITSURU MITSUHASHI

光橋 満

50歳
自由業
東京都出身
ゲイ

#015 2018年5月撮影

私にとってのカミングアウトとは、内面的素因(ゲイ等)が外面的行動として表現(告白等)されたときに、それが迫害や社会的不利益の原因にならないということが保証されるのかが試される、ある程度の勇気を伴う行為だということです。

今回は50歳記念の応募だったのですが、正直もっと早く、私が10代、20代、30代、40代の頃に、このような企画や、それが成立する社会的機運や気風があれば良かったのになあという思いもあります。

私の場合、ゲイだけではなく、生まれつきの発達障がいをこじらせ、二次的に気分障がいや不安障がい等を患い、薬の副作用による肥満で外見や容姿が丸みを帯びてしまったという経緯がありますので…。(涙)

ともあれ、30歳から42歳までの足掛け12年間はゲイ雑誌向けの小説を連載させていただいていたのですが、この度、再びセクシュアルマイノリティのカルチャーに関わることが出来たことをとても嬉しく思っております。

ちなみに撮影があったゴールデンウィークのTOKYO RAINBOW PRIDE 2018があった日(ちょうど子供の日だったのですが)、数日前から緊急入院していた高齢の母から電話で「気をつけて、頑張って行っておいで」との励ましの言葉をもらったことも付け加えておきたいと思います。

このサイトをご覧の皆様にも、様々なご事情はおありかとは思いますが、是非、勇気を奮ってのOUT IN JAPANへのご参加を強くお勧めいたします。