OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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JUNICHI KOTAKE

小竹 淳一 (左)

48歳
会社員
千葉県出身
ゲイ

#015 2018年5月撮影

私はお付き合いをした人と一緒に歩くときには、手を繋ぎたくなります。
前にお付き合いをしていた人とも、新宿の街中等の繁華街でも手を繋いでいたこともあります(そのうち相手が恥ずかしがって、繋がなくなってしまいましたが)。時には職場の同僚に見つかったりした事もあり、職場でちょっと気不味くなった事もありましたが、それでも止めることはできないです。

今お付き合いをしている人とも何度目かのデートで私から手を繋ぎました。
彼はすんなり応じてくれたので、同じ気持ちだったのかと思いきや、街中で手を繋ぐのは初めての経験だったそうで、ビックリしたけど嬉しかったとの感想でした。それからはできる限り手を繋いで歩くようにしています。

視力があまり良くないせいもあって、普段手を繋いで歩いていても幸いなことにあまり人目が気になりません。でも、心の中に全く葛藤がないと言ったら嘘になります。仕事関係の人がいそうな場所では手を解いてしまうのがその証拠です。
見ず知らずの人にカミングアウトをするのは平気でも、知ってる人にはやはり躊躇してしまいます。

いつか男女のカップルと同じように、堂々といつでもどこでも手を繋げる世の中が来ればいいなと思いつつ、今日も手を繋いでいます。極論を言えば、カミングアウトなんて必要のない世の中になればと祈りつつ。

HIRO ARAMAKI

荒牧 央 (右)

35歳
会社員
埼玉県出身
ゲイ

#015 2018年5月撮影

彼とデートする時、彼はいつも僕の手を握ってくれる。彼から手を伸ばし、そっと自然に。厳つい男2人が街中で手を繋いで歩く様子は、もしかしたらまだ、世間の人々には異様に映るかもしれない。
男女のカップルと比べたら、街中で手を繋ぐ行為には相当の勇気が必要だったと思うが、彼は気にせずに手を伸ばしてくれた。彼の手から伝わる体温が、僕にとっては愛情そのものだった。
ゲイだという事を声高に叫ぶでもなく、手を繋ぐという行為で、世界に僕達の存在を溶け込ませていけたら、また明日が少し良いものになりそうで、これからも彼とは手を繋いで歩いていけたら良いなと思っている。