OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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HIDEKI ASANO

浅野 秀樹 (左)

48歳
サラリーマン
岐阜県出身
ゲイ

#015 2018年5月撮影

40歳になるまでカミングアウトをすることは全く考えていませんでした。
転機となったのは、カナダのバンクーバーに住んでいたとき、同性同士でも結婚ができるオープンな社会知り、男性同士で手を繋いで歩いたり、自分のセクシャリティを隠すことなく生活している人々がいることに感銘を受け、自分もgayとして正直に生きてみようと思うようになりました。
帰国後、真っ先に母にカミングアウトをし、意外にもすんなりと受け入れたこともあり、今では誰にも自分のセクシャリティを隠すことなく、恋人とも一緒に暮らし、幸せな毎日を送っています。
日本もいつか、カナダのように誰もが平等に受け入れてくれる社会になることを願っています。

TOMOHIRO YAMAGUCHI

山口 智大 (右)

24歳
会社員
愛媛県出身
ゲイ

#015 2018年5月撮影

彼氏に出会うまで、カミングアウトすることを考えていませんでした。
言わずとも、ゲイの世界で生きる事に不自由を感じていなかったからです。
しかし、彼氏との出会いや東京に出て多くの人と出会ったことによってありのままの自分を表現すること、自分らしく生きることについて考えるようになりました。

今年の3月、母親にカミングアウトし、彼氏を紹介することができました。
母は、分かってくれたのか微妙な反応でしたが、一度のカミングアウトではなくその都度、話をしていきたいと思っています。
理解して貰う事は難しいかもしれないけど、当たり前のように彼氏の話ができるようになれば良いなと思っています。