MIKIYA SHIMABUKURO
島袋 幹也
28歳 |
Youtuber |
沖縄県出身 |
ゲイ |
#015 2018年5月撮影
母や友がくれた温かい言葉。その言葉が私の人生を変え、私を強くした。カミングアウトをして私は幸せになった。
こんにちは!元中学校教師、今は口笛YouTuberをしています。島袋です。今ではオープンな私ですが、ゲイだと気づいた当時(大学生のころ)はかなり悩んでいました。自分変だよな?バレたら人生終わるよな?でも、色んなセクシャリティの人たちに接し、将来について考えていく中でこう思うようになりました。
「ゲイバレを恐れビクビクと嘘をついて生きるのは嫌だ!堂々と生きたい!」
そうして私はカミングアウト(以下カムアと言う)を決心しました。
今までたくさんカムアしてきましたが、母や親友へのカムアは特別でした。今までにないくらい心臓バクバクで、拒絶されないかな?この先、親子関係や友達関係はどうなるかな?と不安でいっぱいでした。それでも私はカムアすることを選びました。母には堂々と自分らしく生きる息子の姿を見て欲しかったですし、親友とは何でも話し合える真の友人になりたかったのです。
そして、いざカムア決行。カムア直後、母は「息子として誇りに思う。人として真っすぐ生きなさい。」と言ってくれました。友は「たとえゲイでも、幹也と僕が友達であることは変わらない。」と言ってくれました。
それ以降、私は人として強くなれた気がします。母に彼氏を紹介したり、友と恋愛トークしたり。以前より生きやすく、幸せになりました。私の場合、カムアして正解でした。
みなさんは「何のためにカミングアウトするのか」考えたことはありますか?当事者なら一度は悩みますよね。私は「幸せになるためにカミングアウトする!」と肯定的に考えます。カムアは相手への信頼の証。そして自分の勇気の証。たとえ大切な人に拒絶されたとしたも、その勇気を讃えてくれる人が1人でもいれば、それは幸せなことではないでしょうか。あなたを認めてくれる人が必ずいるはずです。