僕がout in Japan に参加したのは
なりたい自分に近づきたかったからです。
僕がゲイであることを自覚したのは
中学3年生の時。その時僕が思い描いていた
18歳は、ゲイであることを含め本当の自分を
隠したりしない、自分らしく生きている
そんな自分を想像してました。
でも実際いまの僕は何一つ当てはまらなくて
そんな自分が大嫌いでした。
残りわずかな18歳という時間の中で
これまでの自分から一歩踏み出したい
と思いました。僕にとってのカミングアウトは
「本当の自分を見てほしい」いままで
家庭や学校の中で、ゲイであることは
いけないこと、恥ずかしいこと、人に言っては
いけないこと、いつのまにか持ってしまった
その考えが、本当の自分を閉じ込めていたの
かもしれません。
だから。本当の僕はこうなんだって知って欲しい
そして自分自身を好きになれるように
なりたい。
out in Japan を通してカミングアウト
することは撮影のギリギリまで悩んでました。
まだ、家族にも言ってないなかで
大丈夫なんだろうかと
でも、たくさんの方の写真をみて
一人じゃないんだって思いました
「一歩踏み出せば世界は変わる」
僕はそう思います。